気をつけろ!
路地裏にあるからと言って、名店とは限らない!
各種メディアで「路地裏の名店」という言葉を聞き慣れているので、「路地裏の店は名店だ」と、つい錯覚しそうになります。
もちろん、実際はそんなことはありません。
路地裏にも凡店はあります。
むしろ「こんなクオリティだったら路地裏に居てくれ、表通りに出ないでくれ」という店もあるでしょう。
これを踏まえて本日は、
なぜ私がブログを始めたのか、を話します。
大丈夫です。ちゃんと踏まえます。
で、なんでなの
日頃から、誰かに言いたいことはたくさんあったんです。
聞き手は特定していないけど、とにかく発信したい。
しかも、自分のペースで発信したい。
人との会話、言葉のキャッチボールではなく、話の順番も間の取り方も、全部自分が制御したい。
しかし、現実にはそんな場は無い。
だからこのページを作った、そういう理由です。
それにしても、今さらブログって
私がブログを始めるのは、これが初めてではありません。
まだ学生の時、一回やりました。
(悪いことじゃないのに前科のような表現ですね)
その時は、毎日がひたすら苦しくて、生き辛くて、本気で死にたくは無いけど生きるのも耐え難い状態でした。
その思いを吐き出さずにはおれなくて、ブログを始めたんです。
当時(2007年頃)、ネットでそういう事を書く手段といえば、ブログでした。
SNSは今ほど多様ではなく、mixi一強といった情勢でした。
そのmixiにしても、「投稿」というよりは「日記」という表現が主流であり、みんなそこそこの長文を書いていたんです。
(だいぶ後になってから「mixiでつぶやく」という機能が実装されたように記憶しています。)
今はもう、ねえ。
SNSでは日々、短文が乱発されています。
さらに、表現の主体はテキストから写真、動画となり、タイムラインの激流でいかに印象に残るかが競われています。
そして、どのSNSも例外なく、「利用者同士の交流」をアイデンティティとしています。
もはやネットの主流が、私の苦手とする「雑談」「社交」を形象したようなメディアになってしまいました。
言いたい事をつぶやいたところで、指一本で流されてしまいます。
腰を据えて話を展開することなどできやしない。
もちろん今でも、ブログを書いている人はたくさんいます。
しかしそういう人でも、ブログを更新したらどうしてますか?
SNSで言うでしょ?「更新しました」って。
ブログだけ書いてたって気づかれるわけないんだから、SNSというメインストリートに顔を出しているわけです。
それはいいんです。
しかし、メインストリートでは出来ないこともあります。
路地裏でしか出来ないことがあります。
それがまさに、今自分がやりたいことだったので、今一度、路地裏に「一秒が一億円」を構えることにしました。
前のブログは、既に述べたような状況で書き始めたため、特に初期の記事は愚痴や恨み節で埋め尽くされていました。
しかし、今の動機はどちらかというと、「そのままにしてはおきたくない発信欲」です。
いいものが出てくると、自分を信じます。
ただし
言いましたよね私。
路地裏にあるからと言って?
…はい。
名店かどうかは、私が言うべきことではありません。
皆さんの御判断です。